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中小企業のための生産管理システムPROKAN(プロカン)
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生産管理システム導入事例:【日本ハードウェアー株式会社様】

社名 日本ハードウェアー株式会社
導入拠点 鹿児島工場、名古屋本社工場
(鹿児島工場)
所在地 本社工場:愛知県名古屋市南区豊二丁目41-21
鹿児島工場:鹿児島曽於郡大崎町永吉5875
URL http://www.jhw.co.jp/
従業員数 90名
事業内容 冷間圧造用工具全般、割型セグメント、トルクス用金型、ステレコン補強リング

生産管理システム導入のポイント

目的

1.工程管理
・着手日設定、日程工程山積み、日程計画、進捗管理
・納期から標準リードタイムにて着手日を算出。
・仕掛在庫の低減、設計変更の対応、不良在庫の減少
・早い納期回答
・誰でもどこからでも進捗状況を見ることが出来る事。

2.実績管理
誰がやったか、の履歴を捕らえるところまで。個人としての実績管理は行わない。ただし、実績の積算は行う。
作業報告は出来るだけ簡便に。シビアな報告はしない。
重要な製品について実績情報を元に検討。

3.原価管理
内製加工費、外注費を積算し、予算と比較。
予実管理から、見積や、標準時間の見直しに反映。
見直しを繰り返すことで、精度の良い標準時間になる。

状況

既存の販売管理システム稼働中。データ連携を計画。

 

経緯

社内に工程管理プロジェクトを立ち上げ。会議を行い、システム導入の目的を設定導入計画を立案。12ヶ月後に、システム本稼働を開始。 


生産管理システムPROKAN導入の効果

1)目的としていた効果はほぼ達成した。
現在、二次的な効果が出てきている。

2)現品が見つけやすくなった
どうしても加工中の現品を確認する必要が発生する。以前は、直接現場に行って探すことができたが、受注点数がシステム導入時の3倍になった現在では、システム上でどの工程にあるかを確認してから現場に見に行かないと見つけられない。これは予想していなかった効果だった。

3)標準時間が適正になった
標準時間や工程表の数値が落ち着いてきて、データをそのまま使うことができるようになったので、予実を見てチェックする必要がほとんどなくなっている。しかし、必要時にはすぐに見ることができるのは変わらぬメリットである。

4)情報共有できた
プロジェクタで常時画面を表示させ、全員がいつでも状況が見えるようになった。

5)入力時間が短縮された
標準時間や工程表が整った現在では、毎朝の受注などの入力時間が1時間に短縮された。

6)今後
本社工場、および関連会社に生産管理システムPROKANを順次導入し、システムどうしを繋いでデータ連携を行う予定。(その後、本社は導入完了、取引先1社にも導入済み)


システム概要(初期導入時)

エディション PROKAN4 EE  + カスタマイズ
サーバー Windows Server + SQL Server
クライアント Windows PC×3
ハンディ KEYENCE無線ハンディーターミナル×7台 (工場の各工程に配置)
無線アクセスポイント×2台 (各建屋に設置)
プリンタ レーザープリンタ ×1台 (作業指示書、一般帳票印刷)
その他 液晶プロジェクタ (生産会議等にて、PROKAN4の画面を映写)
名古屋本社とVPN接続、販売管理システムと連動
図面管理システム連動
   
システム導入費用(初期導入時)
 ソフトウェア 約500万円
 ハードウェア 約400万円