[インプラス株式会社]　中小企業の生産管理のことならおまかせください。生産管理のことでお悩みなら当社のPROKANをぜひご活用ください！

株式会社サワ　常務取締役　山口能史 様

弊社では、主に半導体製造装置向け部品の切削加工をしております。
多品種少量生産の弊社では、お客様の納期を厳守するために、「見込」を先行で手配し、注文データを引き当てていく独自の生産スタイルで生産を行っておりました。しかし、リードタイムの短縮や製品数の増加等に伴い、手入力、手書きの指示書の運用方法に限界があり、新しい生産管理システム導入の検討に入りました。

数社からの検討の結果、生産体制を極力変えずに、弊社に合った生産管理システムが構築できるPROKANを導入する事に決定しました。導入決定から運用開始まで約1年間、シミュレーションと修正を繰り返し、100箇所程の問題をカスタマイズで解決しながら、弊社に合う生産システムを構築していきました。

インプラスには無理難題な要望をしてきましたが、SEの皆様にはそれに応えていただき、現在は当初の要望以上の生産管理システムであると感じております。

導入後、半年程が経過しますが、システム導入前にあった主な問題点は全てクリアされ、大きな成果が上がっています。今後、時代の流れやお客様からの要望により弊社の生産体制の変化も考えられます。その際にはまた、インプラスに協力いただき 、その時代にあった生産管理システムを構築していきたいと考えております。

■システム導入前の状況
１）注文データからの手書・手入力による手配作業。見込手配に対する、引当処理も人の手で行っていた。
２）手書きの指示書には転記ミス等もあり、二重三重にチェックをする必要があり、多大な労力を必要としていた。
３）現場と管理の情報を共有、一元化するのが困難で工程の進捗に時間を要した。

■システム導入の目的
１．手配業務の自動・電子化
２．見込手配に対する注文データの引当処理の自動化
３．管理と現場の情報の共有、一元化
４．工程の進捗状況の把握
５．在庫の管理、及びトレサビリティ（履歴管理）
６．出荷作業の簡略化
７．売上集計の簡略化

１）客先から届く注文データ（電子データ）を、ダイレクトに生産管理システムPROKANに取込む事ができ、その内容を指示書に表示する事ができる。
２）見込み手配に対して注文データを結び付ける事ができ、自社独自の生産スタイルに対応する事ができる。
３）ハンディターミナルで進捗を入力する事で、リアルタイムな進捗を把握する事ができる。
４）顧客専用納品書のバーコードを読み取る事で、出荷業務の簡略化が見込まれる。

１）膨大な量の転記作業のため、ミスも多く半日がかりの仕事だった手配業務が、１時間程で終了するようになった。

２）進捗状況がパソコン端末上からすぐに把握できるので、製品を探す手間がなくなった。

←写真　[営業部門]　受注管理、工程進捗管理

３）管理と現場をPROKANで繋いだことで、情報の共有が進み、それに伴って、現場の意識向上に繋がった。

４）手配ミス等、人為的ミスが、システム導入後ゼロになった。

←写真　[生産現場]　工程実績報告

５）出荷済み、および、未納入品の確認が端末上で、簡単に検索できるようになった。

６）日次・月次の売上処理の簡略化ができた。

７）見込み生産、引当状況、納期管理、発注管理、出荷状況を一元管理することが可能となった。

←写真　[検査／出荷部門]　出荷照合

※この事例では、ユーザ企業様に事例の原稿を作成していただきました。ありがとうございました。